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一日目
たどり着いたのは、立派なお庭のある、閑静なお屋敷。
待ち受ける未知の体験に心躍る。歴史ある城下町の「別荘」に泊まる。
ほのかに漂う飫肥杉の香りに
心が安らぐ。石段を登り、
玄関幕をくぐり室内へ。改めて室内を見渡すと、
趣深い柱の木目や板張りの天井。
まるで屋敷に刻まれた歴史が
流れ込んでくるよう。ほっと一息。
石垣は苔むし鯉が優雅に水路を泳いでいる。
情緒あふれる城下町の街並みに溶け込み、
少しだけ優雅な気分に浸る。夕食の時間までふらりと散策。
出張シェフによる宮崎の味
宮崎県産の食材を使ったワインペアリング付きフレンチコース。
一棟貸切の武家屋敷の中で、プライベートなディナータイムを楽しむことができます。夕食後はお部屋でゆったり、くつろぎながら。
おつまみを添え、お酒を片手に
心ゆくまで語らい、愉しむ。思い出話に花を咲かせて。
宿に戻り湯に浸かる。
檜のみずみずしい香りに包まれながら
庭園を望む至福のひととき。離れの浴室棟へ。
喧騒から離れ、心の芯までリラックス。
今日の想い出を反芻していると、
いつの間にやら夢うつつ。橙の明かりに響く
虫の鳴き声。 -
二日目
深呼吸すれば真新しい杉の香りが
胸を満たす。
今日の行き先はどこにしよう。鳥の囀りとともに目覚める
爽やかな朝。色とりどりの小鉢にちりばめられた、
郷土の食の数々。
自然と舌に馴染む味に、
身体の調子が整っていく。
どちらともなく顔を見合わせ、
思わず口元がほころぶ。受け継がれる郷土の味。
土の香りが鼻を抜ける。
天然の苔の絨毯と杉の林に囲まれて
神秘的な気分。歴史ある飫肥城で
自然美を堪能。飫肥の歴史を巡る
天正16年から明治初期までの280年間、飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えた「飫肥」。風情ある石垣が残る町並みが特徴的で、飫肥城跡をはじめ、飫肥の深い歴史を綴る由緒ある施設が今も数多く点在しています。
ダーツと違って全身の力を使う弓矢は、
狙いを定めるにも一苦労。
古の遊戯を体感できる、
ここでしかできない貴重な経験。初めての四半的射体験。
四半的射場
的まで四間半、弓矢ともに四尺五寸、的が四寸五分で、全て四半であることが名前の由来となった「四半的射場」。市の無形文化財として登録されており、その歴史は古く、南九州の武将たちの間で酒宴の席などでの余興として行われていました。
商人のお屋敷で抹茶とお茶菓子の小休憩。
庭園が見渡せる、開放感あふれる客席で
自然と一体になる。ほっとくつろぐ
癒しのひととき。服部亭
およそ100年の歴史を持つ飫肥藩御用商人の屋敷を改装した食事処「服部亭」。地元飫肥の郷土料理を中心とした和食をご提供しております。ランチやディナーのほか、ぜんざい、ケーキセットなど甘味も充実しており、趣のある庭園を眺めながら食事を楽しむことができます。
ゆったりと流れる城下町の時間が心地好い。
あともう少しだけ、
この贅沢な時間を堪能したくて歩を緩める。
この旅はきっと一生の思い出に残るはず。柔らかな風と
清涼感あふれる水路の音。